日常エッセイ 「パパみたいになりたい」

こんにちは。ももんがパパです。今日は3歳の息子に言われた衝撃の一言の記録です。

夜地元のスポーツクラブで運動し全身汗がびちょびちょの状態で帰宅し、3歳の息子と一緒にお風呂に入ったときに言われた一言。

「パパみたいになりたい。」

息子にシャワーをかけようとすると私を真っ直ぐな目で見つめられて唐突の一言。一瞬時間が止まったかのような気がした。

よく息子に殴られたり蹴られたり、突然背中に乗られたりと好き放題されていて、私のことをおもちゃか下僕だと勘違いされていると思っていた。その中で突然よくドラマや漫画にでてくるようなセリフを聞くことになり、こんなことを言われるときがくるのかとめっちゃくちゃ驚いた。

私が汗だくで帰宅することが珍しいので、そんな姿をみてどこかかっこいいと思ったのだろうか。そして、久しく会っていない自分の父親のことを思い出した。私が保育園に通っていた頃、自分の父親は世界一かっこいいと思っていた時期があった。たぶん息子もそのような時期なのかな。

私も息子も同じような感情を持っていたことが気になり早速検索すると「エリクソン」の発達段階のことがでてきた。私は医療職のため、専門学校を卒業しているのだが国家試験ぶりに目にした。長男の息子は現在3歳のため、エリクソンの発達段階でいうと、

発達段階年齢(目安)発達段階VS心理社会的危機得られる力
幼児期前期1歳半〜3歳自律性VS恥・疑惑意思
幼児期後期3歳〜6歳自発性VS罪悪感目的

この辺らしい。子どもにとって親は「自分を守ってくれる」「何でもできる」圧倒的な存在らしい。とくに3〜6歳の段階の「自発性 vs 罪悪感」の時期は、親の価値観や行動を真似しながら、自分の世界を広げていく時期とのこと。この時期は、親は子どもの中で“世界の基準”になっているらしい。これを調べてみて私も小さいときは、実家のこの世界が全てで普通のことだと思っていたな〜と懐かしく感じた。

成長するにつれて親を客観的にみることができるようになるらしいが、今の3歳の息子は私達ももんがパパ・ねこママのことを絶対的に唯一無二の存在だと感じているのだろう。

普段、日中仕事をして、休日や仕事が終わると家に直帰し、育児と家事をしていると、忙しさや仕事の疲れがあると、どうしても子どもたちの相手をすることが負担に感じてしまうことがあった。けれど、息子が話してくれたことを振り返ったことで、私が思っているよりも息子たちにとって私達夫婦の存在は大切な存在であり、息子たちに与える影響も強いんだと改めて気付かされた。

息子たちのヒーローになれるようこれからも頑張ろっと!

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