長男(3歳)の願い事

「サビちゃんと、おはなししたい」

長男(3歳)の願い事は、とっても可愛らしい願い事でした。


もうすぐ七夕ということで、息子が幼稚園から短冊を2枚持ち帰ってきました。

園からの紙にはこう書かれていました。「お子様と話し合って、願い事を書いて持ってきてください。」

ふむふむ。「お子様と話し合って」ね。てことで、早速聞いてみました!

「〇〇くんがしたいことや、できるようになりたいことってある?」

「サビちゃんって、きこえない。」そう言った息子。

サビちゃんとは、1ヶ月ほど前に入園した、バングラデシュ出身の女の子です。バングラデシュといえば、モデルのローラさんをイメージされるかと思いますが、サビちゃんも超美人さんです。アラジンに出てくるジャスミン(ディズニー)のようなお顔をされていて、以前息子も「サビちゃんのめ(目)と、ほっぺと、あしがすき♡」と言っておりました。

これは恋なのでしょうか?3歳にして国境を超えました。

日本に来て間もないサビちゃんは、日本語がまだ上手く話せません。なので、「サビちゃんって、きこえない。」というのは、おそらく言葉でコミュニケーションが上手く取れないと感じたんだと思います。

「サビちゃんは、聞こえているよ。でも〇〇くんと同じ言葉がまだよくわからないの。」

すると息子は「サビちゃんって、はなせない?」

「サビちゃんは、話せるよ。〇〇くんと違う言葉を上手にお話できるんだよ。」

「ぼく、サビちゃんとおはなししたい!い〜っぱいおはなししたい。」

⋯⋯か、可愛いし優しい!なんて素敵な願い事なんだろう。まだ日本語が話せないサビちゃんに、心を寄せいているのが伝わってきて、じーんとしました。

息子なりにサビちゃんのことを気にかけて考えた願い事を、代わりにママが短冊に思いを込めて書きました。

「サビちゃんと、おはなししたい。」

言葉がまだ通じなくても、息子の気持ちはきっとサビちゃんに伝わっていると信じています。どうか、いつかサビちゃんとたくさんお話できますように。

ちなみにもうひとつの願いことは「ちょんまげつけたい。」⋯急にどうした!まさかの江戸時代でした。笑

願い事のジャンルが渋滞していて、その自由さが息子らしくて大好きです。

いつかサビちゃんとお話できて、さらにちょんまげ姿で遊んでいたら⋯ママ笑い泣き確定です。

ママ

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